海外メンズファッションブランドをお得な価格で購入できるイギリスのEND.(エンド)。
ファッション中心地イギリスで2005年にオープンし、最も影響力のあるセレクトショップです。END.オンライン通販サイトでは日本からの注文でも発送をしてくれます。
日本からの購入の場合は、商品代金+送料+関税+消費税+通関手数料=合計金額となります。END.では商品代金に関税・消費税は含まれていないので、別途支払いをする必要があります。
この記事ではEND.で購入すると関税と消費税が一体どれぐらいかかるのか?を解説していきます。
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END.の関税はいつ支払うのか?
END.では商品購入時に商品代金+送料の支払いを済ませると購入完了となります。
送料は購入金額が40,000以上の場合は送料無料、未満であれば2,000円の送料となります。
配送業者はFedEXとなります。
お届け時に関税と消費税を支払うこともあるのですが、FedEXの場合は後日(2週間〜1ヶ月)郵送で請求書が届くことが多いようです。
封書で支払い用紙が届くので、コンビニなどで支払うことができます。
請求書が届かなかった場合は関税・消費税は不要ということとなります。
1回の購入金額が10万円を超えた場合は日本の税関に到着後、FedEXより「関税・消費税を先払いしてほしい」と連絡があることがあります。
その場合はクレジットカード番号を伝えるか、銀行振込となります。
送料について詳しくはこちらから
END.の関税・消費税はいくら掛かるのか
関税率について
関税がいくら掛かるかというのはファッションアイテムや素材、製品の織り方によって税率が変動するので、実は非常にややこしいです。
税関のサイトを見ても難しくて混乱しますし、一般の人が関税について書いてあるブログも書いてあることがバラバラだったりするので、余計混乱を招きます。
また実際の関税は通関の際のインボイスの内容・通関士・時期などによって関税が掛かったり、掛からなかったり、金額が違ったりするので、一概には言えません。
THE GOODSのようなブログを見るよりも、一番手っ取り早いのは税関支所の税関相談官に購入した(する予定の)商品を一つずつ説明し、関税価格を教えてもらうことです。
ここからは難しいことは置いておいて、ポイントを解説しながら関税価格がざっくりいくら掛かるのかを押さえていきたいと思います(個人輸入に限る)
購入金額が16,666円未満の場合は関税・消費税ともに不要
購入金額を16,666円未満に抑えると関税・消費税ともに免税される場合があります。
しかし、多くのファッションアイテムに関してはこの免税ルールが適用外だということを理解してください。基本的に関税は掛かります。16,666円未満に抑えると免税されるのは消費税だけです。
織物製衣類、アクセサリー、メガネ、バッグ(革製でない)などは免税ルールが適用されます。
購入金額がいくら(16,666円未満)であろうが関税(一般税率)が掛かるアイテムがある
ここからはカテゴリーごとに関税率をざっくり紹介していきます(ほんとにざっくりです)
- 編物製衣類(約10%)
- 毛皮製品(約18%)
- 革製ジャケット(約20%)
- 革製かばん(約12%)
- 革小物(約15%)
- 手袋(約10%)
- 革靴(30% or 4,300円の高い方)
- ゴム底の革靴(27%)
- スポーツシューズ(8%)
- スリッパ(30%)
ファッションアイテムは基本的に関税が掛かるというのが、「編物製衣類」というカテゴリーにファッションアイテムがほとんど当てはまるからです。
Tシャツ、シャツ、ニット、パンツ、靴下、下着などが当てはまります。ざっくり約10%としてますが、実際には幅があります。
このリストを見ていただいたらわかりますが、注意が必要なのが、革製品・毛皮製品・靴です。
特に靴ですが、税率が非常に高く30%もかかります。
と、ここで革製のスポーツシューズだったらどうなるかという疑問が湧きませんか?スタンスミスなんかはこのパターンですよね。これは関税が27%になるか8%になるか大きく違いますが、これは運です!インボイスの内容次第だと思います。
それにしてもスリッパの異常な関税率の高さがビビりますよねw ちなみに腕時計は無税です!
購入金額が333,333円未満の場合は簡易税率が適用
簡易税率と一般税率というのがあり、計算を簡単にするためにポイント2(一般税率)に当てはまらないものは簡易税率が適用されます。
簡易税率はファッションアイテムに限って言うとざっくり関税率約10%という理解でOKです。※実際には幅があります
購入金額が16,666円未満であれば関税・消費税ともに免税される場合がある。革・毛皮・靴以外のファッションアイテムの関税率はざっくり約10%
関税・消費税のざっくり計算式
END.ではレザーが含まれたスニーカーが人気なので一例として計算していきます。
【 20,000円のゴム底の革靴(関税率27%)を購入した場合(送料は2,000円)】
20,000(商品価格)✕ 0.6 ✕ 0.27(ゴム底の革靴税率)=3,200円(関税額)
※100円未満切り捨て
※個人輸入の場合の関税は商品価格の60%で計算します
20,000(商品価格)✕ 0.6 + 3,200(関税額)= 15,200円(消費税を計算する元となる額)
※1,000円未満切り捨て
15,000 ✕ 0.078 =1,100円(国税)
※100円未満切り捨て
1,100(国税)✕ 22 ÷ 78 = 300円(地方税)
※100円未満切り捨て
1100(国税)+300(地方税)= 1,400円(消費税)
20,000円(購入金額)+2,000円(送料)+3,200円(関税)+1,400円(消費税)+1,000円(通関手数料)
= 27,600円(合計額)
ざっと計算しましたが、どうでしょうか。ややこしいでしょう!
関税の計算は簡単なのですが、消費税が国税と地方税に分かれるのでややこしい部分ではあるのですが、ざっくり10%という理解でOKです。
注意点としては、消費税の計算方法は商品金額に0.6を掛け、関税額を足したものが課税価格となるので、この額が10,000円を超えると消費税がかかります。
END.の配送はFedEXが担当しますので、FedEXの通関手数料が必要です。(1,000円 or 関税+消費税の2%の大きい方)
関税・消費税がかからないサイトがある!?
実はこの面倒でややこしい関税・消費税ですが、通販サイトによっては掛からないことがあるんです!
それが『farfetch』と『Ssense』です!!
farfetchとSSENSEもEND.と同じくハイストリートブランドを取り扱っているので、関税・消費税の計算が面倒な方は一度確認してみましょう。こちらもおすすめですよ!