ロボット掃除機って高機能になればなるほど価格が高くなりますよね。
ルンバの最新モデルなんか、10万円以上もするんですよね〜。
そんなに高いものは買えないけども、高性能なロボット掃除機が欲しいですよね。
今回レビューするロボット掃除機は中国のXiaomi(シャオミ)Mijia Smart Robot Vacuum Cleanerです。
3万円で高機能なレーザー測定器がついていて、間取りをマッピングし地図を作成して掃除残しがないようにしてくれます。
こんなに高機能で3万円というのは他にはありません!
ルンバのエントリーモデルを買おうか迷っているなら、より高機能で安いXiaomiのロボット掃除機も検討してみてはどうでしょうか。
提供:Banggood

Xiaomi(シャオミ)とは?
Xiaomiとは、元キングソフト会長兼CEOの雷軍氏含む8名で2010年に中国で設立した総合家電メーカー。
世界のスマートフォン出荷ランキングでSamsung、Huawei、Appleにつぐ4位のシェアを誇る巨大メーカーです。
ここまでXiaomiが人気となったのは「高品質で低価格」な商品をつぎつぎとリリースしていくスタイルで成長をしました。
高品質のデバイスをAppleやSamsungの何分の一の価格帯で販売することで人気があります。
スマホだけではなく、いまや生活家電や雑貨などトータルに販売しているメーカーです。
日本の方にはあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、世界的に有名なメーカーで最新テクノロジーをふんだんに搭載された製品が今後日本にも広まってくるでしょう。
そもそもXiaomiなどの中国の家電って日本で使えるの!?
まずはじめに「中国の家電って日本で使えるの?」という疑問をよく頂くので、ここで回答しておきましょう。
海外製の家電を日本で使う際に注意しないといけないのが、「電圧・周波数」と「プラグ形状」です。
日本の電圧は100Vで、海外の電圧は100Vよりも高電圧なので、そのまま使うと故障の原因となることがあります。電圧が違う家電を使う場合は昇圧変圧器という機械が必要となります。
面倒ですよね〜。でも大丈夫なんです!
現在の家電メーカーはグローバル展開をしているところがほとんどなので、全世界で使える電圧に幅広く対応している会社が多いんですよ!
Xiaomiのロボット掃除機は【100〜240V 50/60Hz】で日本の電圧・周波数に対応しているので、日本製の家電と同じように使うことができるんです。
プラグ形状に関しては日本はAタイプで、他にCタイプやSEタイプなんてものもあります。
プラグ形状が違う場合は変換プラグが300円ほどで売っているので、それを接続すると問題なく使用できます。
Bangoodで購入すれば、日本にあった変換プラグを無料でサービスしてくれるのが嬉しいとことです!
Xiaomiロボット掃除機Robot Vacuum Cleanerのメリットを6つ紹介!
ここでXiaomiのロボット掃除機の良いところを紹介していきましょう。
価格が安い
Xiaomiロボット掃除機はコスパが非常に高いです。
単純に比較はできませんが、搭載されているセンサーをルンバと比較すると、ライバル機種は「iAdapt 2.0ナビゲーション」が搭載されている960、980あたりになります。
Xiaomiのロボット掃除機と同じく、この2機種のルンバはカメラ・センサー付きで、部屋の中でどこにいるかを把握し正確に効率よく掃除します。
価格は960は約6万5千円、980は約10万円もするんですよね〜。
半額以下の金額で、これらのルンバと同じようなシステムが搭載されているので、非常にコスパが高いと言えるでしょう。
デザインが良い
Xiaomiロボット掃除機はデザインが洗練されていてかっこいいです!
しかもホワイトカラーというのがまた良い!
ルンバって黒系のカラーしかなくて、デザインも重々しいんですよね。
Xiaomiなら部屋の片隅に置いていてもシンプルなデザインで主張しないのでインテリアとも相性がいいです。
部屋をマッピングして正確に掃除してくれる
Xiaomiロボット掃除機は超音波レーダーセンサー、崖センサー、ジャイロスコープ、加速度計などの合計12種類ものセンサーを搭載し、正確に家の内部をマッピングしてくれます。
これのなにが良いかって、無駄な動きが全くないところです。
マッピングした部屋を効率よく掃除するためにジグザグに計画的に掃除をしてくれます。
ルンバのエントリーモデルやセンサーが搭載されていない機種はどうしても掃除した経路を再び掃除する無駄な動きをしてしまいます。
フル充電で最大150分稼働する
Xiaomiロボット掃除機は5200mAhのリチウムイオン電池搭載でフル充電で最大150分もの掃除が可能です。
ルンバ960は75分稼働なので、Xiaomiはその倍働きます!働き者ですね〜。
ただこれに関してはオーバースペック気味で、150分も連続稼働させることは、よっぽど広い家の持ち主でないとないですよねw
スマホアプリとの連携が便利
Mi Homeアプリをダウンロードすると、ロボット掃除機の遠隔操作やリアルタイムの進行状況、掃除スケジュールの設定、家のマップを確認することができます。
これがはじめてだと結構おもしろいんですよね。
掃除残しがあってもラジコン感覚で操作することができます。
家のマップを確認するとほんとキレイに規則的に掃除してくれていることが確認できますし、外出時に掃除してくれるようにスケジュールを設定することもできます。家に帰ったら掃除が終わってるってすばらしいことですよね。
搭載されているモーターは日本製
Xiaomiロボット掃除機には日本電産のブラシレスDCモータが搭載されています。
ブラシレスDCモータは低振動・低騒音、長寿命などに優れています。
日本製のモーターが搭載されているということで安心感がありますよね!
Xiaomiロボット掃除機の残念なところ
実際に使ってみて残念だなと思ったのが、Xiaomiロボット掃除機は毛足の長いカーペットは掃除できないというところです。
毛足の短いカーペットだと大丈夫なようですが、自宅のカーペットでは駄目でした!
カーペットを敷いている方は注意しましょう。
あと注意点としては、Xiaomiロボット掃除機は中国語モデルと英語モデルがあり、アプリは日本語設定ができるのですが、完全に日本語対応ではありません。
ロボット掃除機自体にもスピーカーがついていて、話すことばを英語か中国語から選択しないといけません。
言語の問題に関しては簡単な単語ですし、特に気にはなりません。
Xiaomiロボット掃除機レビュー
ここからは実際にロボット掃除機をみていきましょう。
ロボット掃除機外観
商品は香港から届きましたが、ダンボールが2重に梱包されていたので、凹みなどはなくキレイな状態で届きました。
パカっと蓋を開けるとマニュアルがでてきました。
ロボット掃除機本体です。発泡スチロールで丁寧に梱包されています。
ロボット掃除機本体と付属品のすべてです。
充電ステーション、ローラーブラシ、吸引部取り付け器具、掃除用のくし、電源ケープル、マニュアルです。
では本体を見ていきましょう。
この出っ張りはレーザーセンサーで障害物の距離感を測ってくれます。
こちらはスピーカー。届いた商品はEUバージョンで最初から英語でアナウンスしてくれます。
充電ステーションとドッキングする充電接続部。
上蓋を開けると内部にアクセスできます。
ダストカップとスイッチがあります。
ダストカップはアクリル製です。
スイッチはクリーニング開始ボタンと、充電ステーションへ戻るボタン、同時押しでWiFiへの接続のようです。
裏側を見ていきましょう。お掃除ブラシはシングルタイプですが、レーザーセンサーが付いているので、シングルでも掃除残しがありません。
ここにローラーブラシ、取り付け器具をセットします。
付属の電源ケーブルはヨーロッパで良くあるCタイプでした。(中国モデルはAタイプのようです)
そのままでは使えないので、変換プラグを付けます。
Amazonで300円ほどで売っているC→A変換プラグを取り付けます。
グラグラせずにきっちり取り付けできました。
充電ステーションはよくできていて、ケーブルの長さを調整でき、ケーブルを左右どちらにも出せるタイプです。
ルンバ960は右側だけなので、部屋の美観も損なわずに工夫されています。
マニュアルの翻訳
Xiaomiロボット掃除機はEUタイプなので、マニュアルはすべて英語でした。抜粋したページを翻訳しておきます。
MI HOMEアプリと連携しよう
Xiaomiロボット掃除機を最大限活用したいならMi Homeアプリとの連携をしましょう。
少しだけ手間がかかりますが、サクッと済ませてしまいましょう。
マニュアルに掲載されているQRコードからでも表示されます。
Mi Homeをインストール
「日本」を選択して「保存」をタップ
Miアカウントの作成
スマホと連携するにはMiアカウントの作成が必要です。
持っていない方は「サインアップ」をタップ
メールアドレスを入力し、「Create Mi Account」をタップ
パスワード、コードを入力し、「Submit」をタップ
メールが送られていますので、「Check your mailbox」をタップ
メール認証をするので、「Active account」をタップ
これでアカウントの作成ができました。「Sign in」をタップ
登録したメールアドレス、パスワードを入力し、「サインイン」をタップ
Mi Homeにロボット掃除機を登録
ではアプリにロボット掃除機を登録していきます。
「デバイスを追加する」をタップ
ロボット掃除機の電源が入っていると認識されるので、「Mi Robot Vacuum」をタップ
これでアプリにロボット掃除機が登録できました。
Mi Homeアプリの説明
Xiaomiロボット掃除機は音声アシスタントとの連携もできるので、GoogleやAlexaにも対応しています。
これがアプリの初期画面です。まだ動かしていないので、部屋のMAPが完成されていません。
右上のマークをタップすると設定画面になります。
ここでロボット掃除機の設定を変更することができます。
モードの選択や、
ロボット掃除機本体の状態、
本体の話す言語モードの設定ができます。
萌妹子版って中国語でも想像は付きますが、なんか怪しいですねw
ロボット掃除機をラジコン感覚で操作できるモードなどもあります。
あとは音量の設定や、ロボット掃除機がコードに絡まって動けなくなったときなどにスマホに通知が届く設定もできます。
では、実際に動かしてみましょう。
クリーンアップモードはバランスタイプに設定していますが、通常の掃除機よりも音は静かですね。
ロボット掃除機の動きとしては、部屋の外周を最初に回り、障害物を検知したあとにジグザグ走行で隈なく掃除してくれます。
賢い動きをしますね〜。
動きとしてはルンバの高級モデルと同等ではないでしょうか。
試しに何度か動かしてみました。
アプリで掃除をした日時、マップを確認することができます。
マップを確認すると、すごいですね〜ほんとに無駄な動きをしていないことがわかります。
バッテリーの節約にもなっていいですねこれは。
このマップで掃除漏れなども確認することができます。
汚いですがすみません。
これだけものゴミを集めてくれました。
う〜ん、ほんとに優秀ですね!!
Xiaomiロボット掃除機のスペック表
最後にXiaomi Mijia Smart Robot Vacuum Cleanerのスペックをまとめていきます。
最大吸引力 | 1800Pa |
バッテリー容量 | 5200mAh |
ランタイム | 150min |
ダストカップ容量 | 420ml |
昇段能力 | 1.5cm |
アプリコントロール | ◯ |
ナビゲーション | 12種類のセンサーを備えたスマートLDSナビゲーション |
経路アルゴリズム | SLAM |
自己充電 | ◯ |
スポットクリーニング | ◯ |
ダイナミックブラシ | ◯ |
カーペット | ◯ |
転倒防止モード | ◯ |
ウォールフォローモード | ◯ |
定格電圧 | 14.4V |
定格出力 | 55W |
アダプタ入力電圧 | 100〜240V 50 / 60Hz |
製品重量 | 3.8kg |
商品のサイズ | 345*345*96mm |
ここまでの機能で約3万円というのは、ほんとに安いと思います。
ルンバのエントリーモデルで悩んでいるなら絶対にXiaomiが買いですよ。
実はこのXiaomiのロボット掃除機にはほかにもモップ掛け機能が搭載されたモデルや、さらに安いモデルもあります。
ロボット掃除機で検索をすると色々なモデルを見ることができますよ。
モップがけ機能が不要な場合は3万円の安い方のモデルで充分です!